このお祭は、710年に都が藤原京から平城京に遷されてから今年の2010年が1300年目にあたることを祝賀し、世界の国々とより深い文化交流を図るための礎(いしずえ)となることを企画した行事である。
そんな奈良。実は今回初めて感じたのだが、8つもの異なる文化財から成る奈良の世界遺産は、ほぼ1日で周れるほどコンパクトにまとまった場所に位置している。これほどの歴史的文化財を短時間で異なる感覚を感じさせてくれるところは、世界でここ奈良しかないのではと思ってしまう。
中学時代に修学旅行で行った奈良。大人になって再び訪れると、子供のときには感じなかった気持ちになる。何と言うか、歴史あるものを再び見ることができることへの "感謝" や、自分の五感を再び "活性化" させてくれるような不思議な力だろうか。
写真は、奈良の春日大社に向かう途中でひっそりと構える小さな鳥居と本殿。何気ない風景だが、思わず目を奪われるほど吸い込まれる不思議な力を感じた。奈良にはこのような感覚を常に感じさせてくれる場所がたくさんある。
最後に欲を言えば、博物館・資料館等に、もっと英文表記(説明文含む)が増えると、外国人 (嫁) も奈良を理解し、良き伝導者となってくれるのではないかと感じる。平城遷都1300年記念事業協会の皆様。如何でしょうか?

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