育児は信頼関係

赤ん坊とは、こんなにも簡単に自分の命を人に委ねるものなのか？
と思ってしまうことがある。

彼らの唯一の表現方法は、"泣くこと" だ。
両親は、様々な "泣き方" で赤ん坊の求めていることをしなければならない。よく考えれば実に怖い行為だ。なぜならもし間違った対応すれば、赤ん坊の人生が大きく変る可能性があるからだ。

しかし、赤ん坊からの絶対なる信頼を裏切るわけにはいかない。当たり前だが赤ん坊が頼れるのは両親しかいない。手を抜けば赤ん坊の信頼を裏切ることになる。強いては将来の人格へ大きな影響を及ぼすことにもなる。たとえ、仕事で遅く帰ってきても、明日重要なプレゼンが控えようとも、体調を崩して頭がボーとしているときでも赤ん坊の信頼を裏切るわけにはいかない･･･（ほんとは辛いよ）


ちなみに彼の着ている青いセーターは、嫁の母親が31年前に嫁のために編んでいたが、途中で挫折し、セーターはそのまま31年間の間カナダで大切に保管されていたという。しかし、今回彼が生まれたことで、31年ぶりに青いセーターを完成させたのだった。実にすばらいい話ではないか（涙）