2/26/2011

『大連』 5年前と比較して。 - 後篇 -

私が大連にいたのは2005年。

最初は (当たり前なんですが) スタバすらなく、気のせいか昼間でもあたりが薄暗い感じがする中国でした。週末はI-55という少しグレードの高いコーヒーショップへ足を運び、心を癒していました。

中国は道路が整備されていない箇所が多くあって、雨が降ると泥んこ遊びをするよりも派手に汚れたもんです。又、そんな日はタクシーも混むので相乗りが常識。だから、時には山の手線より混雑するバスにも乗る必要があるんです。

でも、2011年、今回の旅行で中国大連は明らかに変ってました。たしかに薄暗さとにおいは相変わらず変わらないものの、なんとなく中国らしさが減ってきたんじゃないかなと思います。特に前編でも上げたこの4つ。

1. 住宅・オフィスビルの建設ラッシュによる市内の活性化。
2. 男性のファッションセンスの向上。
3. 自転車、バイクが消え車社会へ。地下鉄の建設。
4. レストランで衛生面を意識したラップの配慮。

不動産価値も2005年より約3倍上がったようです。例えば、2005年のときは1000万の物件が、今は3000万だそうです。2005年に買ってれば今は高く売れるかもしれませんが、新たに購入する物件も高いから手が出せない!と地元の人は嘆いていました。

確実に進化している中国は大連ですが、子供連れにはまだまだ不便を感じる場面が多くあります。

私たちは日本からベビーカーを持ち込んだのですが、1時間くらい市内を散歩しても、ベビーカーを1台も見かけない。誰もベビーカーは持ってないのか?と思うくらいいない。しかも、コンクリート処理が甘いのか、段差が非常に多い市内はベビーカーが押しづらい。ま、だからベビーカーがいないんでしょうが。

でも、大連市内で唯一の人工池児童公園でようやく子連れと遭遇できました。私たちが歩いていると、皆ジロジロ見る・見る。真剣に見る。立ち止まって真顔で見る。後ろを振り向きながら見る。息子が泣けば、皆さらに集まって見る・見る。そして皆で笑ってくれる温かくまか不思議な光景でした。これが中国の面白いところですね。


写真は三八広場 (サンパァグアンチャン) 近くの人工池である児童公園より。大連屈指の散歩コースです。青空散髪もするくらい、地元の人の憩いの場所。


写真は青空散髪。これは気持ちよさそう。


写真は私が以前住んでいた地区 (ワンダァファフゥ) 大きな体育館 (スタジアム) は姿を消していました。


写真は大連市役所がある人民広場 (レンミングァンチャン) ここは安心して子供を歩かせられるスペースがあります。


写真は日本海側の海、黄海です。海星広場 (シンハァイグアンチャン) より車で10分ほどのところにある(小石)ビーチです。

最後に、今回の旅を全面サポートしていただいた山田夫妻に感謝です。
ありがとうございました。



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