7/26/2008

タクシーコミュニケーションが困難な国

あれでは捕まらないよね(笑)
と、アメージングレースを見ながら私たちは笑っていた。

外見ですぐに欧米人と分かる人達が、中国でタクシーを捕まえようとしていた。金髪、大きなリュックを背負い必死に英語で語りかけていた。なかなかタクシーを捕まえることができないようだった。

そう、中国ではタクシードライバーが客を選ぶのだ。まずタクシードライバーは英語が話せないので、明らかに欧米系と思われる客は拾わない。たとえ空車でも素通り。仮に止まってくれても、英語をベラベラ喋ると、
乗車を断れ、そのまま行ってしまうケースが多い。運良く乗車できても、相乗り客を拾おうとする(ピーク時の場合)あげくの果てには、相乗りの場合、料金は別々。

たまに頭のいい人は、行き先だけを単純に伝え、乗車に成功する場合もある。でも、ドライバーは英語が分からないのにも関わらず、”OKOK ”とつい連呼してしまう習性を忘れてはならない。それを信じてしまうと、トラブルの元。結局思ったところへ行けず、さらには道に迷い、遠回りをされてしまう。後になって、君はOKって言ったじゃないか。なんでこんなことになるのかと!と口論となる。当然遠回りした分、金は支払いしたくないので交渉すると、ドライバーは怒り出す。まさに魔のサイクル。

ほとんどの国のタクシー事情を私は知らないが、中国は、世界で最もタクシーとのコミュニケーションが難しい国ワースト5位に入るのではないかと思う。アメージングレースを見て確信した私たちでした。

※写真は私たちがかつて住んでいた大連市内
  三八広場の裏にある、大連市内唯一の湖



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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ええ~っ、あの広場の裏がこんな風だとは、
全然知りませんでした!行ってみれば良かった。
が、これって湖というより池?(笑)
私はタクシー乗車は断られなかったなあ。
決まった場所でしか使わなかったからね。

KAZUNOBU SETO さんのコメント...

そうなんです!湖ではなく人工池なんです。でも、日頃から綺麗な湖と思いながら散歩していると気分がよかったんですよ。