これは 福岡伸一 氏が国際学会で学んだ爆笑!小話である。
昔々、あるところにネコとネズミが住んでいました。ネコはネズミを追い回し、いつか捕まえて食べてやろうと考えていました。この日もいつものようにネコがネズミを合いまわしていました。ネズミは小さな穴に逃げ込みました。穴は行き止まりですが、ネコが入ってこられるほど大きくはありません。ネズミは穴の中で籠城することにしました。どのくらい時がたったでしょうか?おそらくかなりの時間が経過したはずです。うとうとしかけていたネズミは外の物音ではっと目を覚ましました。ワン、ワン、ワン!
あっ、あれはイヌのジョン君だ。助かった。彼がやってきてネコを追い払ってくれたんだ。お礼を言おうとネズミは穴の外へ出ました。と、そのときです。ネコが一気に飛びかかり、その鋭い爪でネズミを抑えました。あれ?イヌのジョン君はどこ?
ネコは勝ち誇ったように言いました。
"きょうび、2ヶ国語くらいはしゃべれないと世の中やってけないのさ"
実に冗談のようで笑えない話だ・・・。近い将来、はたして日本語だけで世の中を渡っていけるのだろうか?
もう少し話を大きくすると、なぜ日本よりGDPの低い国のある企業 (例:ネスレ)が、GDPの高い日本のある企業 (例:グリコ) よりも売上が高いのだろうか?
答えは実に明確だ。
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